HAED ART PHOTO CONTEST 2022

theme「PEACE PEACE PEACE」

Grand Prix

hair costume

美容室CURL

ザ・ビートルズの普遍的価値があり、平和の象徴である曲
「イマジン」をモチーフに楽譜をヘアースタイルとして表現
しました。極めて個人的なメッセージですが、
バンド「SPELL」のLIVEを観て、音楽や芸術は経験を共有
するので言葉には出来ないものだと感じました。
芸術は平和を訴える武器だという思いに至りました。

Semi-Grand Prix

バンタンデザイン研究所大阪校

用いたのは仏教の「三毒(貪瞋癡)」を表す鶏、蛇、豚です。
溢れ出る欲や感情を律する事で平和が体現出来ること、
悟りという孤独の中で幸せと言えるのか、
悟りたいということ自体が欲なのではないかと問うています。

3rd-Grand Prix

世界中の人々が必要としている。
社会生活への影響を与えたものをイメージしました。
世界中の人々は平和を祈っています。

Student Award

バンタンデザイン研究所大阪校

数多の人々の縁が撚りあい、紡がれ自分自身をつくりだす。
人と人の繋がりが、今の幸せをこれからを作り上げる。

審査員特別賞

Special Jury Prize

入選

Winning

Audience Award

From Instagram

Grand Prix 2022 Illustration

YUGA

平和の本質とは、異なる立場のもの同士がお互いに尊重し、バランスを取り合うことだと考えました。
人物だけでなく、植物や小さな生物を画面内に配置し、調和のとれた構図を目指しました。

Semi-Grand Prix

一見、悩みがない方が人は幸せに見える。
しかし、悩めば悩むほど人は可能性を開花させ、心を平和に、人生を美しく彩ってくれる。
憂える人生の美しさ、そんな思いをこの一枚に込めました。

iec_enigma

enigmancg

特別賞

Special prize Design

審査員総評

General comments

  1. AKIHITO
    AKIHITO
    Dark Fantasy & Character Concept Artist,

    分野は違いますが、ヘッドアートの面白さ、沢山の若きアーティストの才能を見せていただき大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。 色んなヘアーピース、小道具を使って沢山の作品を作り出す事は、このご時世幸せなことだと思います。海外から見るとアート、文化作品、日本人の表現力、発信力は弱々しいと感じることが多々あります。 また、海外生活が長くなると「継続は力なり」とい言葉も身に染みて来ます。 そんな中、東京からで無く明石から世界に発信する、このヘッドアートフォトコンテストは素晴らしく力強いものですね。今回で10回目、是非是非100回を目指し楽しんでもらいたいと思います。近い未来、このコンテストから世界に羽ばたくアーティストと一緒に仕事できることを楽しみにしています。

  2. 志茂田景樹
    志茂田景樹
    作家 よい子に読み聞かせ隊隊長

    応募作品を見ていって、まず感じたことはレベルが高いということで、解りやすく言えば、粒がそろっていたことだった。箸にも棒にもかからない作品は皆無と言ってよかった。こういう状況は審査員泣かせなのである。こちらを取ればあちらが立たずの感じで、絞っていくのに苦労させられた。それで僕なりの審査基準を設けた。華やかさ、時代性を感じる訴求力、実用性。以上の3つである。
    華やかさについては、いくら洗練されていても、黒子のような雰囲気や、見る人の感情を暗く締め付ける作品は如何なものか、という僕の主観がこもっている。華やかで、こっちの気持ちをワクワクさせてほしい。時代性についてはあざとくなく、素直に今の時代の何かを立ち上らせていれば大いにGoodである。実用性について言えば、銀行員や、学校の先生にとっての実用性ではなく、僕ならこれで新幹線に乗ってみたいという意味での実用性である。当然、新幹線の天井をこすってしまうものは僕の実用性から外れる。
    このように審査していって、僕の中で最終予選に進んだ作品(孔雀天使)が準グランプリの栄誉に浴したことは審査員冥利に尽きることであった。

  3. 柘植伊佐夫
    柘植伊佐夫
    人物デザイナー

    ヘッドアートフォトコンテストの審査員を賜りましてとても光栄に思います。皆さんの力強く、誠実で、純粋な作品の数々を拝見して、私自身も同じクリエーターとして多くの発見や励ましをいただきました。ありがとうございます。
     作品を審査するのはとても難しいのは申し上げるまでもありませんが、今回のテーマ「PEACE PEACE PEACE」を「どれだけ斬新なデザインで装飾しているか」と言うのが与えられた審査基準でした。
     そのような中で必ずコンテストの作品の中に生じる「未熟さ」や「奇異さ」についてどのように自分なりに解釈しようかと考えました。正確な文言は忘れましたが、「新しい表現とは必ず奇異な姿で初めに現れる」と言うような内容を書かれていたのは三島由紀夫先生だったかと思います。
     若いクリエーターが技術・調和性において当代で活躍するクリエーターに及ばないのは当然で、むしろそのような新しい才能発掘のための表現の場が当コンテストと理解しています。そのような玉石混淆する中で、未熟さや奇異さの中にいかに「黄金性があるか」が私の審査の視点でした。
     したがって皆さんの書いてくださっているコンセプトももちろん隅々まで拝読いたしましたが、それよりも「視覚的な説得力があるか」「私の心にひっかかる感覚か」と言う「極めて個人的な好み」で順位をつけさせていただきました。もちろん「コンセプトと作品のつながり」は現代美術において不可欠ですが、「まず人の心を掴む何かがあるか?」を中心に拝見しました。 
     果たして私の審査内容がどれだけ結果に反映されるかはわかりませんし、諸先生・審査員の皆さんのご意見によって平均化されるのもコンテストの仕組みです。ただしプロフェッショナルの審美眼とはジャンルは違えどもそうそうズレるものではありません。
     私自身も皆さんの真摯な創作内容がどのような評価を以て結果に現れるか非常に楽しみにしています。

    NO.18 選出理由:ヘアを毛糸素材に置き換えるアイデアは新しいものではありませんが、作品全体に流れるレトロ感やユーモア、デジタルに頼りきらずアナログな雰囲気が前面に出ている部分に「平和な雰囲気」を感じました。現在はVFXによってビジュアルをどのような形や色、質にも置き換えることができます。けれどもそのポストプロダクション(後から画像を整理・修正する作業)は「良い原型」があってこそ成り立つものです。今回は初めからCGでビジュアルを制作するコンテストではありませんから、「いかにアナログで作られているアイデアが可愛く美しいか」が問われていると思いますし、未熟でもそこに流れている心を汲み取りたいなと思い選ばせていただきました。この作品、レトロで可愛かったです。

  4. アスピア明石
    アスピア明石
    ゲスト審査員

    今回のテーマ「PEACE PEACE PEACE」についての深い思索の中から生み出された、単なる“見た目の美しさ”を超えた“心に響く”作品だと感じました。さらなる飛躍を期待しています。

  5. 岩屋神社
    岩屋神社
    ゲスト審査員

    淡い色彩に飾られた、まるでお花畑のような頭部に、陽の光が差し込む当作品には、テーマに沿った穏やかさと理想が伝わってくる。 手を添えることで、生命の力が宿り、我々の未来への意志がそこにしっかりと加えられる気がする。 また、背景の芝生からは壮大な自然空間がイメージ出来、未来への希望が感じられる。

  6. 石丸麻有子
    石丸麻有子
    Cutie m MYARK Alchemist サロンオーナー

    この度も審査員として参加させていただきました。 今回のテーマである『 PEACE PEACE PEACE 』個人的に表現の難しいテーマだと感じましたが、皆さんの柔軟な発想や、様々な経験から創りあげられた作品はどれも楽しませていただけるものばかりでした。 時間をかけた労力は皆さん当たり前なのかもしれませんが、それを踏まえて審査することは重大な任務にも感じます。 しかしどんな結果であってもコンテストに参加する事で確実に腕は上がるはずです。 これからも挑戦しつづけて頂きたいと思います。

  7. 大和証券株式会社明石支店

    新しい芸術の分野として「ヘッドアート」という表現を明石から発信していきたいという思いに賛同し、今年も協賛をさせていただきました。 独創的でオリジナリティ溢れる素晴らしい作品が多く年々クオリティが高まっていると強く感じました。 その中でファーストインプレッションでインパクトがあり直感に訴えるものがあることを基準に審査させていただきました。 これからも明石から世界に芸術文化を発信するプロジェクトとしてコンテストを広く知っていただき、また個性的で感性に刺激を与えてくれる作品に出会えることを楽しみにしています。

  8. 廣田舞
    廣田舞
    POLA グランドオーナー

    PEACE PEACE PEACE…平和とは何か。幸せとは何か。私自身日頃からふと気付いたら考えているテーマでした。信じられないようなニュースや悲しい出来事が起こる一方でいつも通りの普通の毎日が目の前にはある。そんな毎日の、目の前の仕事を抱え煮詰まっていたタイミングで、今回の個別審査をさせていただきました。ページを進め、一作品一作品をみていくうちに、何かの物語を見ているような感覚になります。今回も想像を超えるあっと驚く作品がいくつかあったこと、テーマに対する多種多様なコンセプトの奥深さ、光と闇、おもしろさを感じ夢中で審査させていただきました。審査を終えるころにはとても幸せな気持ちになり、アートの力を心から感じた一夜となりました。今回も審査をさせていただけたことに、こころから感謝いたします。来年も再来年ももっともっと自由で心打つ作品があつまり、このコンテストの価値が膨らんでいくことを楽しみにしています。

  9. 鑓田佳久
    鑓田佳久
    株式会社MANIC PANIC JP 取締役

    近年、戦争や自然災害・パンデミックと気持ちが塞ぎ込みがちな日々...
    そして、作品もそんな世相をどうしても反映してしまう...
    しかし、今年のテーマは『PEACE PEACE PEACE』!!
    ということで、今回はピースフル&ハートフルな点を重視しながら選考させていただきました。
    去年、一昨年と比べると全体的にポジティブさを感じさせる作品が増え、色彩を上手に取り入れた作品などがとても印象的で大変良かったです。 また、この情報社会の現代では、どうしても似たような作品になりがちですが、ヘッドアートの作品はオリジナリティを追求した作品が多くみられ、 とても素晴らしいなと思いました。
    今後も、オリジナリティ溢れる作品に出合えることを楽しみに期待しております!

  10. 歯朶原諭子
    歯朶原諭子
    High Shock プロジェクトチーム代表 審査委員長 ヘアメイクアップアーティスト

    今年は例年よりエントリーの締め切り期日を早くしたため、応募総数は少なかったものの、興味深い作品ばかりで嬉しく思いました。ありがとうございます。 私が審査をする上で重要視しているところは『新奇性』です。ありがたいことにヘッドアートフォトコンテストは今年で第10回を迎え、これまで多くの作品を拝見して参りました。 その中で、これまでにない素材、デザイン、美しい配色、モデルの表情、コンセプトに惹かれ目が止まりました。 ただこのコンテストは7名の審査員が話し合いなどなく、独自の目線で審査をし、集計した結果が順位となりますので、私1人が選出したとしてもどの作品が選ばれるのか私にもわからないところが大変面白いです。 学生かプロかという事さえふせて審査をしますので、結果を見ていつも驚きます。今年はプロの方がグランプリですね!おめでとうございます。学生作品が多く入選されている事にも嬉しいです。 また来年もさらに斬新な作品が集まることを祈っています。 今年もありがとうございました。